1.商品選び
1-1.トレンドを考慮
多くの人を相手にするネットショップなので、世の中の流行を敏感にキャッチする必要があります。トレンドは、なにもファッション商品にだけにあるわけではありませんので、どんな商品を扱うにしても、常にアンテナを張って消費者の傾向を察知するようにしましょう。
1-2.客観的な判断
担当者が自分のセンスだけをたよりにして仕入れることは控えた方が良いでしょう。もちろん、せっかく担当して仕入れの権限があるの
だから自分の好きなものを仕入れても良いのですが、お客様はそのセンスにはまる人ばかりではありません。多くの訪問者の目に留まり
購入してもらえるためには、客観的な目線で商品を選ぶようにすることが大事です。
1-3.店の個性
上記でお伝えした事と少し矛盾するようではありますが、流行をおさえつつも、ショップに個性があった方が良いでしょう。このショップでしか手に入らない商品や、テーマを設けた商品ラインナップ、こだわりのハンドメイド商品など、ショップの個性が見えてくると、
消費者にとってお気に入りの店になる可能性が高くなります。
人気ショップに客として訪問してみると、商品やサービスなど、自分の店に足りないものが見えてくるかもしれません。
2.どこから仕入れるのか
2-1.街にある卸問屋や商社
問屋なら取扱い商品のメーカーが固定されないので、一度に様々な商品を仕入れることができるでしょう。また商社から輸入品を仕入れることもできます。
2-2.メーカー
商品を企画段階から作っているメーカーと直接やりとりをして仕入れるという選択もあります。
2-3.インターネット卸業者
近年では、卸問屋に赴いて仕入れるという形よりも、インターネットを使った仕入れが主流です。通常の卸問屋やメーカーだと個人の
取引を不可としているところもありますが、インターネット卸業者なら個人でも取引できるところがかなり増えてきます。
2-4.その他
商品を自分で作ったり、委託販売を請け負ったり、ショップに注文が入ったらメーカーや卸業者から直送してもらうドロップシッピングをするという方法もあります。
3.仕入れ先さがし
仕入先はどうやってさがせば良いのでしょうか。
3-1.商品情報から特定
普段の生活の中で、気に入って仕入れたいと思う商品があったら、商品に付いているバーコードやタグなどの商品情報を確認し、仕入先やメーカーを特定してみてください。
3-2.展示会
自分が取り扱いたい商品の業界の展示会や見本市に行ってみるのも良いかもしれません。気になる商品と出会えたら、その場に取引相手がいるので、すぐに商談へ進むこともできます。
3-3.その他
インターネットを駆使して卸業者を探したり、興味のあるジャンルの問屋街を歩いて色んな問屋に入って交流を持ってみるのも
良いでしょう。
4.仕入れ値
商品をより安く仕入れれば、その分、利益率も高まりますので、仕入れ値は重要な問題です。仕入れの際には、「仕入れることのできる
個数」にも注意してください。
仕入れが一定数を超えなければ注文できないという仕入先もあります。また、大量に仕入れたらそのぶん値引きをしてくれる仕入先もあるので、担当者と交渉してみてください。
5.価格設定
商品を仕入れたら、販売する際の価格設定です。当然ながら、お客様のことを考えるだけでも、自分の利益を考えるだけも、ショップは
成り立ちません。どちらも納得できる価格設定が求められます。
5-1.送料を考慮
ネットショップはお客様に購入してもらった後に配送という業務があります。そのため、商品には送料の分も含めた価格設定をしなければいけません。
5-2.その他のコストも考慮
送料だけではなく、配送の際の梱包グッズ(段ボールやテープ、ラッピング用品など)代や、広告宣伝費、通信費などもかかって
いますので、そのあたりも含めた価格にしましょう。
5-3.他のショップとの比較
競合店がどんな価格設定にしているのか、またこの商品の業界の相場はどのくらいなのか、詳しく調べて比較し、慎重に値段を
決めましょう。
まとめ
ネットショップの仕入れに関する5つのポイントを御紹介しました。
売りたい商品にしろ、仕入先にしろ、仕入先の担当者にしろ、全ては「出会い」が重要になってきます。常にアンテナを張って色んな
出会いを大切にし、丁寧な仕入れ業務を心がけましょう。そして、可能なかぎりコスト削減に努め、お客様も自分も納得できる値段を
つけ、ネットショップを成功させたいですね。
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