ネットショップを開業するための5つのポイント


1.システムの選択


まず重要なのは、運用システムの選択です。自分に合ったシステムを選びましょう。

 

1-1.ショッピングモールへ出店

例えば「楽天市場」や「Yahoo!ショッピング」「Amazon」などのモールなどに出店すること。システムを自分で組まなくても

ネットショップに必要な機能を使用でき、モールによっては担当者によるサポートもあるので便利です。また、元々モールに知名度があるため最初から集客が見込め、更にお客様側も安心感を抱いて買い物できます。しかしその分、出店料やマージンがかかるので要注意です。そして、有名モールには競合店が多く存在するので、競争率も高くなる事を忘れてはいけません。

 

1-2.レンタルショッピングカートで独自サイトを作る

ASPと呼ばれる、モールに出店せず受注管理やショッピングカートのシステムをレンタルする方法もあります。自分でショップのHPを作った後にレンタルサーバーを契約し、レンタルのカートを組み込めば、受注の情報はASPサービス提供会社のシステム内で管理されるのです。毎月のレンタル料はかかりますが、ショッピングモールに出店するよりは安価です。

 

1-3.その他の方法

無料で開業できるサービスもありますが、有料のものよりデザインや機能が劣るケースがあったり、決済手数料が高めに設定されている

ため受注数が多いと逆に費用がかかってしまったりという事もあるので、慎重に選ばなければいけません。

他には、自分で、もしくは業者に頼んでシステムを構築するという方法もあります。これは、自分でやる場合は専門知識がなければ

難しく、業者に頼むのも百万円単位で費用がかかってしまうので、覚悟が必要です。

2.機材や資材を揃える


開業・運営していくにあたって、PC以外に用意しておくべきものを御紹介します。

 

2-1.デジカメ

実物を見ずに購入するネットショップにおいて、商品画像は大変重要な存在です。

といっても、プロ仕様の高級カメラである必要はありません。最低限、200万画素以上、そしてズームしても画像が粗くならない

光学ズームのできるデジカメがあれば大丈夫でしょう。更に画像編集ソフトもインストールしておくと便利です。

 

2-2.プリンター

購入者とのやり取りはメールだけではありません。商品を発送する際には、納品書や送付状、請求書などを印刷して一緒に入れなければ

いけないため、プリンターは必須です。

 

2-3.電話/電話番号

ネットショップには電話番号の表記が義務付けられます。これはどんな電話でも構わないのですが、携帯電話番号しか表記されていないとお客様から不信感を抱かれる可能性が高いので、固定電話を用意するのが一番良いかもしれません。しかし、初期費用を抑えたい場合は、インターネット回線があれば可能なIP電話でも充分でしょう。

 

2-4.梱包グッズ

段ボールや紙袋、梱包テープ、緩衝材(プチプチやエアクッションなど)などの基本的な梱包グッズはもちろんのこと、プレゼントとして購入するお客様にも対応できるよう、ラッピング用グッズも用意しておかなければいけません。

3.セキュリティ対策


信用して個人情報を送ってくれたお客様を裏切らないよう、セキュリティ対策は万全にしなければいけません。まず、ウイルスや

不正アクセス回避のためセキュリティ対策ソフトの導入は絶対です。これは無料ではなくできれば有料ソフトにしましょう。ここの費用をケチったことで後から情報漏えいが起きたら、後悔してもしきれません。

また、ショップに関するログインパスワードを他の個人的なものと一緒にしないことや、むやみに資料を持ち歩かないことなど、

自分自身でも日々扱いに気を付けてください。

4.お客様目線を忘れない


自分がお客さんだとしたらどうか、という目線で考えることも重要です。

 

4-1.何を売っている店なのか3秒で判断できるように。

ホームページには「3秒ルール」があると言われています。訪問者はページを開いたら3秒以内にそのページの価値を判断する、

というものです。よって、自分のショップが何を売っているのかお客様にわかりやすくする工夫が必要となります。

 

4-2.注文までの流れをスムーズに。

初めて訪問した人でも迷わずに欲しい商品へ辿り着け、スムーズに購入できるのが理想的です。これは客観的なアドバイスが必要なので、

自分以外の人にシミュレーションしてもらうとよいかもしれません。

5.宣伝


ショップが完成しても、集客がなければ意味がありません。実店舗のように通りがかった人が気まぐれで入店するということも

少ないので、宣伝の努力をしましょう。

 

5-1.有料で宣伝

検索ワードに対応するリスティング広告や、Yahoo!やGoogleなどに広告を出すPPC広告は、対象を絞るので効率よく宣伝することが

できます。

また、売り上げ発生時のみ費用がかかる「アフィリエイト広告」も効果的です。

 

5-2.無料で出来る宣伝

人脈を使ってSNSで口コミを広げたり、検索結果の上位に自分のショップが出るよう対策するSEO(検索エンジン最適化)を

強化することが無料で出来ます。また、ショップリンクや無料モールに登録することも、費用をかけない集客方法として重宝されて

います。

まとめ


費用がかかってしまう項目や、手間がかかってしまう項目もありますが、開業前にしっかり準備しておくことが重要です。準備が万全で

ない状態でオープンしても、注文してくれたお客様を待たせるなどの問題が発生しかねません。ネットショップは顔が見えないからこそ、お客様へのケアが大切です。自分もお客様も気持ちよく取引ができるよう、各ポイントをおさえて開業準備をしましょう。